返答詩集 余韻

 


――あなたに言葉を届けたいと思いました。その言葉を形にしたいと願いました。出逢ったこともないあなたに、それは届きましたか?いつか、届くでしょうか流れ星のように思ういつか見た夢のようなそれは祈りだったのかもしれない―― 

     返答詩集 余韻

            著者 大野弘紀

  •  
  •  
  •  
  •  


定価

 1300円+税

 書店、アマゾン等で取り扱い中。(書店で取り寄せ購入ができます。)


第3詩集!
―返答詩。ある誰か一人のために書かれ届ける詩。
その「誰か」はあなたかもしれない。
詩人のやさしい魂に触れる。

いつだって孤独は私にとって詩の風景だった。
鋭い痛みであるほどに、言葉もまた深く突き刺さるように届くことがある。
ならばただ詩を描くだけではなく、痛みを抱え、苦しむ誰かだから、届けられる言葉があるかもしれないと、こうして返答詩は始まった。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


著者略歴
大野弘紀 ( オオノヒロキ )
長崎県出身、埼玉県在住。1989年生まれ。文教大学人間科学部人間科学科卒業。前著に『涙の傷 傷の光』(文芸社)、『自分を語るということ』(文芸社)がある。
小説投稿サイト「クランチマガジン」に言葉を綴り、アメーバブログで「詩人 心の止まり木」として詩を掲載。とある読者からのメッセージを機に、コメントした読者に詩を送る試みを始める。それを「返答詩」と名付け、苦しみに寄り添うために、詩を綴っている。
 
 
 
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


セルフレビュー


三作目にして、返答詩集である。

返答詩とは、誰かの言葉に詩でもって返した形式の詩のことをさしている。私が勝手にそう呼んでいるだけで、そういうジャンルがあるわけでは、ないと思う。

ここにきて開かれた感がある。

完成度は過去最高。当たり前だが、たぶん一番売れ行きがよい。過去の二作は絶版だが、(私が手売りしている。)

今作はまだ市場で生き残っている。(書店で注文できる)

過去二作の悲しみの上に立っているからこそ
やっと広くなったように思う

返答詩集なので、収録の全ての詩に、実際に受け取った人がいるわけで。

そういう意味では、読者がいて、筆者がいるというこの見えない関係性が、確かに形になったもので。

それがSNSの画面上ではなく、実際に本という形で手に取れるようにしたというのは、なんだか、詩人の仕事をしたな、と思う。

詩人とは何か
詩人の役割とは何か
どのような存在意義を自分に課すか

それらの答えが ここに記されていると思う


もしも私がこれを書いていなくて、この詩集を手に取ったら、きっと目指すべきしるべにしていたと思う

こんな詩人でいたいと。思ったと思う。

この詩集が出せてよかったと心から思う

この本に触れる度に、読み手に感謝をせずにはいられない。

大野弘紀もそうだ。
ルーツから今に至るまで、道はずっとまっすぐ続いている。


大学の頃に(その頃はまだ小説だったけど)

それを読んで「すごく面白いよ」と言って新しいのを書くたびに読んでくれた人が、二人、いた。

「おおの」という人と「ひろき」という人。

この二人がいなかったら、もしかしたら小説を書き続けていなかったし、詩集なんて、書いていなかったかもしれない。

この二人の名前は、読者の象徴なのだ。
読者がいて、書き手がいるという関係性を、大切にし続ける詩人でいたいと思った。

こうしてセルフレビューをしてみると
全くぶれていないことに、安心する。

ずっと、守り続けてきたのだから

これからも。きっと。
そうなのだと思う。



specialthanks
 読んでくださるすべての方へ

©Daichi Ishii Office, LLC.