終(お)わり

久しぶりに書く。
長い長い夏休みがもう終わるからだ。
もうこんな休みはきっとこない。
この休みで得たものは何だろうかと考えた。

一番は心だと思う。
壊れた心。それが治ってきている。
全てを消したかった。
この命も。
今はそんなことを思わない。
またやり直そうという気力がある。
明日は新しいことにチャレンジしようと思っている。
少し、怖い。けれど、前に進みたい。
自分で自分の人生を作り上げたい。

心はやはり大事だと思う。
心に背き続けるのは辛かった。
心に背くぐらいなら死んだ方がよっぽど楽ではないかと思うほど。

終という漢字は糸へんが「より糸の象形」を表し、冬が「糸の両端を結んだ象形 から糸の結び目、「おわり」を意味する「終」となったらしい。

糸の結びから始まり、結びで終わる。
始まりは何かの終わりをさすし、終わりは何かの始まりをさす。
私はまた新しい生活を始めなければならない。
今年一年で終わりと始まりを経験することになった。
私にとって今年の漢字は「終」だなと思う。
まず終わりにしなければ始められなかった。満足のいく結果ではなかったとしても。
そして今度は始めなければならない。
同じ過ちは繰り返してはならない。
元に戻らないように、自分を前に進めなくてはいけない。

それが私の戦いになる。
私は一人ではないから。私がこぼした言葉が人を寄せ付けた。
それが私が私を信じる糧となった。

私は進む。

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