終章 「―幸せについて―」

鼓動は生きていく理由だった

――大丈夫

分からなくても物語は続いていく
体は繋がらなくても 心は響き合うことができる

知らないということが 救いになる
分からないということが 奇跡になる

その煌めきが 彩りになる

だから生きていくことは
自分以外の全てがくれた光になった

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