「自分のすべて」

自分の嫌いなところは心にとって棘のよう
受け入れられないから誰かの所為にしたくなる

治せない 治らない
だから生きていくことが苦しい

なのに自分はやめられない
だったらそもそも望んで生まれたわけではなくて

それでも目が覚めた場所は変えられない
始まってしまった鼓動は止められない

だから願いを抱えるしかなかった
認められなければ生きていけなかった

貰った分だけ返したいのに
それもできないから苦しい

でもそれは 目を開けたら眩しかったくらいに
ずっとあった光のようで だから

生きていく理由だった

©Daichi Ishii Office, LLC.