「希望」

鏡に映った自分
光に照らされた自分
瞳に留まった自分

自分は星
光らない星
だから光は自分の中にない
そう――思っていた

鏡に映って初めてそのカタチを知った
光に照らされて初めてその色を知った
瞳に留まって初めてその意味を知った

そっか――独りじゃ見えないわけだな
涙の中になんて それはなかったんだな
君の中に それはあったんだ
だから――僕の中にも あったんだ

この手で掴むだけが光じゃなかった
明日も生きていく夢もそう
明日も会いたいと願うのもそう
そうして待っていてくれている 君が――そうだったんだ

©Daichi Ishii Office, LLC.