「重荷」

生きる限り 自分からは逃れられない
人と比べて そんな自分は何
いつも自問自答

受け取ってばかりだとこの手は重くなる
誰かに返さなければ抱えきれなくなる
形がなくても 形がないから苦しくなる

自分が自分としてここにいること
今をこうして生きていること
その理由 意味や価値を 闇夜に問いかけている

月明かりが足元に影を作る

あんなふうに誰かを照らすことができるだろうか
伸べられた手のように この手でも守れるものがあるだろうか

頭上に流れ星が消えていく
涙のように 祈りのように

©Daichi Ishii Office, LLC.