――変わっていく今日という時間も 周りの人も この町も通り過ぎるように 流れていく心もそう 風景もそうで 記憶もそう
確かなものなんて 何もないと思っていた
でも 変わっていくとしても 自分は自分で見上げた月は どこにいても同じで
指を折って数えたものが 何であっても変わらないままで ここにあって
それだけで知らない世界が知っている場所になった
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