雨(復讐)

雨に夜の街がとけて 

路上の空き缶に流れ込む

俺はそいつを胃袋に流し込む

明け方 歩道に吐いて

明日には

誰かが そいつをすすって

いつの日か 

俺にキスする


世界はうまく回ってる

空き缶は跳ね回り

カラカラと

俺の鼓動と共鳴する


ああ、お前に丸め込まれたい

それが俺の失敗なのか?


お前に殺されたい

それが俺の失敗なのか?



素っ裸で雨乞い踊り

雲が解けて お前が思い腰を上げる

そんな甘い夢


望みどおりの雨は降らない

俺の上には

そして隣の部屋では信仰が始まった

奇跡の雨が 今まさに彼のもとに




雨をすすり 星のように金を吐き出す

いつの日か

俺はあなたにキスする

それが俺の、、、

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