星降る痛みと珈琲

珈琲に浮かび上がる星
それがきれいなのか解らない
星はきれいなものだろうか
「きれい」でなければいけないのだろうか
人生が幸福だけではないように
星がきれいかどうかで価値を決めるものではない

星は光っているから星なのか
私は何であるから私なのか

私は私が認識する世界にたった一人だから私なのだ
星も宇宙に一つだけの星だから
それぞれ違う だから星なのだ だから私なのだ

孤独という痛みは私が私である証
それを嘆くということは私を消したいということ

孤独なくして私はない
私は漆黒に浮かぶ星を喉に流し込んだ
©CRUNCH MAGAZINE