血と珈琲

苦しくて唇を噛んだ

鉄の味に脳は麻痺する

痛い 苦しい 痛い 苦しい

その裏側で鬼がよだれを垂らしている

口をあけて牙を見せる


さあ 食べていいよ

この苦しみと痛みをあげる

だから残さずに食べてね

口直しに珈琲を淹れておくよ

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