1コミュニティ1ハントの法則に従う私はサークルクラッシャーとは言えないのかもねえ、文学フリマは1サークル大体1名のところが多いからそいつをものにできれば即サークルクラッシュ達成とうそぶいてたし、とにかく私にとっては「サークルクラッシャー」という言葉はただの格好良い称号、というか二つ名くらいに思っている。プロレスとかみたいな。デストロイヤー、とかみたいな。

 デパートをいくつも巡って買い集めたチョコレートらを袋から出して机の上に並べてうっとりとしていた。縦とか横とか長いのとか筒型のとかつやつやした箱の群は都会のおしゃれなビル群のミニチュアのようで、私は既に何かを達成した気分になっていた。きっとサンタクロースも23日くらいにはこういう気分に浸っているんだろう。
 チョコレートは全部で7つ。前述のように1コミュニティから1名ずつ選出されたメンバーに渡すべく、周到にチョイスされたチョコレート群である。いかれたメンバーを紹介するぜー! ヒュー!

 まずは職場の後輩。研修会とかでよく一緒になった。普段は違うビルにいるので噂にはならない、というか私は近々仕事を辞めるのだから噂になってもどうでもいい。彼には、モロゾフ(新卒君だし多分チョコレートの高いブランドなんか知らないだろうし。でも今年のモロゾフはすごい。800円に見えない、{link http://www.morozoff.co.jp/valentine2014/leon/index.html}絶対倍以上に見えるモロゾフの「レオン」シリーズの缶入りチョコ{/link})。近いうちに私の送別会があるからそこで渡せるはずだ。そのまま送別会後に2人で2次会に行っちゃってもいいかなあと思っている。

 次は高校の時のオーケストラの先輩。facebookで縁が復活した。facebookは好きじゃないけど籍だけ持ってると芋づる式に友人申請が来るのでもはや出会い系サイトならぬ復縁系サイトとして利用している。彼が来週金管五重奏のコンサートをやるそうなので、{link http://www.wittamer.jp/vt14/index.html}ヴィタメールの「マカダミア・ショコラ」{/link}を差し入れに。これはクッキーにマカダミアナッツを散らしてチョコレートでコーティングしたもので、めちゃめちゃ美味しい割にそんなに高くなくてでも高そうに見えるからお土産、差し入れに最適である。5枚入りで600円。それとは別に先輩には特別に{link http://www.wittamer.jp/vt14/index.html}「ショコラ・ド・ヴィタメール」{/link}を。ハートのチョコも入ってるから意味は伝わるだろう。2粒で630円。

 それと文学フリマで釣った年上の純文学士と近々うちで宅飲みすることになっているので{link http://www.cucina-oggi.com/item/sp-015.html}OGGIの「ショコラ デ ショコラ」{/link}を冷やしてある。これはしっとりしたチョコレート率の高いケーキで、片手に乗るくらいの小さなパウンド型で1000円だけど、とにかく濃厚ですごい密度なのである。一本を2人でシェアしたら大大大満足だろう。というか切らないと食べられないものを用意してその場で切る流れにしたら私も食べさせてもらえるだろう、という魂胆である。嫁がいるからうちには持って帰らないだろうしな。

 その次は好きなバンドがかぶるのでよくライヴハウスで会う、友人の友人の大学生の男の子。よく私をリツイートしてくれる(しかもここぞというやつ)ので、センスは抜群、シンクロ率もばっちり。まあまだ友達だしチョコレート貰っただけで大喜びって感じだろうからGODIVAでいいや。実は私はGODIVAはアンチなんだけど(高い割においしくない)、大衆が知る高いチョコの代名詞みたくなってるからこれなら大学生君にも私がそれなりにガチって分かってもらえるだろう。水色の華やかなパッケージに入った{link http://www.godiva.co.jp/layout/gdv/valentine/products05.html}「メサージュショコラ」{/link}6枚入りで1000円。

 そしてそして値段的に大本命なのが、教授のやつだ。大学のゼミの先生で、私が卒業後もトークイベントとか講演会にちょこちょこ行ってたら覚えてくれていて、なんとこの前鰻を奢ってもらった。ここは鰻以上の何かを見返りとして投資しておかねば、と思って清水の舞台から飛び降りて{link http://http://www.pierremarcolini.jp/news/2014/01/2014-122211210.html}ピエール・マルコリーニの「マルコリーニ セレクション」{/link}を購入。4粒で1470円。箱は結婚指輪かってくらい小さいし、麻紐みたいなのでくくってあるだけだからこの値段だということは分かる人にしか分からないけど、教授なら分かってくれるはず。このロゴの価値を……。

 あ、あと、人物的に大本命なのはこちら。この前編集者の友人が合コンを組んでくれて、その中の1人と今度飲みに行くことになったので、小さめのチョコレートを買っておいた。京都のフランス懐石の禊川というお店が、食後のデザートとして出しているチョコレートが大好評で、バレンタイン用に売りだされることになった、という蘊蓄が編集者の人好きかなあと思って。試食したら美味しかったし。{link http://www.misogui.jp/it/index.html}メゾン・ドュ・イッテーの「トリュフ オー ショコラ」{/link}2粒で630円。
 
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