「海を漂う」


伸ばした手を下して 諦めたものが
月明かりに照らされて 瓶のように揺れる

光を反射して きらきらと揺らぐ
錨のように重くて 沈んでしまうかと思った

離れて見たら 星みたいに輝いていて
眩しさが 悲しかった


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