『連載・池上彰より易しい中国講座1』初めに

この夏、〈毛沢さん〉というぐらい、中国革命・近現代史に関する本を読んだ。今後中国を抜きにして世界は語れないと思うからだ。アメリカは2番目にある国を徹底して叩く。ソ連には封じ込め政策、過剰対応したソ連は軍事大国の道をとり、経済に失敗して崩壊。経済大国化した同盟国日本ですら貿易戦争で叩いた。円高不況をおそれ過剰反応し(金融を緩め)それがバブルを生み、沈没した。市場経済を取り入れ、経済大国化した中国に、アメリカは貿易戦争を仕掛けている。アメリカに対抗して、この先どのような道を取るのか興味あるところである。

20世紀は、戦争と革命の時代であった。ロシア革命から始まって、二つの世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争と書いて来たが、中国革命はまだだった。それを書こうとしているのだが、纏めるのに苦労している。

建国後の新中国を理解するのに4つの出来事を知る必要がある。『毛沢東の飢饉』と云われる「大躍進政策」の失敗。「文化大革命」による国内の混乱と停滞。鄧小平の「改革開放政策」、それによってもたらされた民主化要求を弾圧した「天安門事件」。

ポイントを整理する意味で、ダイジェストをここで連載してみる。みなさんの意見や感想を参考に頂けたら嬉しい。

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